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毎日新聞2017年3月29日 09時22分(最終更新 3月29日 10時00分)
(写真)
ニホンカワウソの特徴をよく捉えた、男性のスケッチ=町田吉彦・高知大名誉教授提供
ニホンカワウソの生息調査に取り組んできた高知大の町田吉彦名誉教授(69)がこのほど、愛媛県の動物園で開かれたシンポジウムで講演し、
2009年に高知県内で有力な目撃情報があったことを明らかにした。そのうえで、再度の生息調査の必要性を訴えた。
町田名誉教授は、2009年3~5月、県内で画家の男性がスケッチした動物が、耳が小さく、
円すい形のしっぽなど、ニホンカワウソの特徴をよく捉えており、信ぴょう性が高いと判断。
「少なくとも、男性が目撃した2009年までは、県内にはカワウソがいた」と述べた。
また、高知県で実施された92~99年の生息調査は、県内全域でなく、海岸部に限られたものだったことなどから、
2012年の環境省による絶滅宣言はIUCN(国際自然保護連合)による絶滅の定義を満たしていないと指摘。
「絶滅宣言により、調査が難しくなったり、目撃証言が集まらなかったりする可能性が高まった」とした。
町田名誉教授は、他にも生息を示すような証言があるとし「犯罪捜査ではないので、これらも考慮すべきだ」として、
「いるかいないかは、きちんと調査をしないと分からない」と訴えた。【柴山雄太】
http://mainichi.jp/articles/20170329/k00/00e/040/212000c
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